学園アイドルマスター(Gakuen Idolmaster)

2025-06-17

2024年5月にリリースされたシミュレーション。『学園アイドルマスター』（以下、『学マス』）は、『アイドルマスター』シリーズの最新作となるアイドル育成タイトルです。プレイヤーは名門アイドル養成学校「初星学園」のプロデューサーとなり、個性豊かなアイドル候補生たちを育成し、デビューを目指します。授業や特訓で能力を上げ、ライブを成功させていくのが基本的な流れです。

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感想

『学マス』は、2024年5月16日のリリースから1年以上が経過し、アイドル育成シミュレーションとして非常に高い完成度を誇るタイトルへと成長しました。魅力的なキャラクターと引き込まれるストーリー、そして育成成果がダイレクトに伝わるライブパフォーマンスは、まさに「学マス」という新たなブランドを築き上げるにふさわしい内容です。

PC版（DMM版）も2025年3月18日にリリースされており、スマホと同じ縦長の画面でプレイできます。無理なく楽しめるゲームバランスなので、初心者の方でも安心してプロデュース活動を始められます。これからもさらなる展開が楽しみなタイトルです。

良い点

引き込まれるストーリーとキャラクター: 個性豊かなアイドル候補生たちの成長ドラマが丁寧に描かれており、感情移入しながらプロデュースを楽しめます。アイドルごとの物語が異なるため、何度でも新鮮な気持ちでプレイ可能です。

育成の成果が目に見えるライブ演出: 3Dで表現されるライブシーンは圧巻のクオリティです。育成ランクによって歌唱力やダンスが変化する演出は、アイドルの成長を実感でき、大きな感動を与えてくれます。

シンプルで始めやすい育成システム: 「育成ゲームは難しそう…」と思うかもしれませんが、『学マス』の育成パートはとても直感的で分かりやすいです。授業や特訓といった基本的な操作を繰り返すだけで、アイドルの能力を上げていけます。もちろん、アイドルの特性やライブの楽曲に合わせて育成プランを考える奥深さもありますが、最初は気にせず、気軽にプレイしやすいでしょう。

無課金でも楽しめるガチャとキャラクター集め: ガチャは「プロデュースカード」と「サポートカード」が中心ですが、序盤はゲーム内アイテムが多く手に入り、比較的多くのガチャを引けます。もし特定のキャラクターを狙いたい場合は、天井システムのある「アナザーガチャ」も選択肢になります。無理に課金しなくても、ゲーム内で手に入るアイテム交換などを活用すれば、比較的簡単にSSR（最高レアリティ）のキャラクターを揃えられます。もちろん、すべてが最強性能というわけではありませんが、お気に入りのアイドルをSSRで揃えられるのは嬉しいですよね。

安心して楽しめる交流要素と「メモリー」の活用: 「サークル」機能はチャットがなく、人間関係の心配は不要です。自分のペースでゲームを楽しめます。さらに、育成が完了したアイドルは「メモリー」として記録され、ライブ時に撮影したお気に入りの画像をメモリー画像として設定できます。このメモリーは他のプレイヤーに公開・利用してもらったり、逆に他プレイヤーのメモリーを借りて自分の育成に活用したりすることが可能です。コンテストでの評価にも関わるため、育成の成果を共有し、協力し合える重要な要素となっています。

悪い点

時間の流れが速く感じることも: ゲーム内の時間経過が早く、学園生活をもっとじっくり体験したいと感じる場合があるかもしれません。

序盤のリソース管理は計画的に: ゲーム序盤は育成に使えるアイテムが限られるため、どのアイドルを優先して育てるか、少し計画が必要です。

一部の演出スキップ不可: ストーリー中の重要なムービーや演出はスキップできないため、繰り返しプレイの際に長く感じる場合があります。

ローグライク形式による育成の繰り返し:育成パートはローグライクのような形式で進行し、その都度発生するイベントや選択肢によって育成方針が変化する奥深さがあります。しかし、多くのアイドルを育成していく中で、この繰り返しに単調さを感じる方もいるかもしれません。

現状（毎日ログインしています）

毎日ログインは続けています。育成は1日1回行うかどうかという頻度で、デイリーミッションの消化と、開催されているイベントの完走を目標にプレイしています。

ガチャについては、天井まで引けるだけのジュエルを貯めてから挑戦しようと考えています。道のりはまだ長いですが、コツコツ貯めていこうと思います。

コンテストは、PC版で初めてプレイして以来、順調にランクを上げて現在6まで到達しました。次のランク7への昇格は難しいと感じています。報酬に大きな差があるわけではないため、無理に上位を目指すよりは、ランク4～6あたりで安定してプレイできれば良いかなと感じています。このコンテンツでさらに上位を目指すには、サポートカードや強力なキャラクターの充実、そしてそれらを含む育成を頑張る必要があるため、そこに関してはまだ少し躊躇しています。

評価： (4.0 / 5)

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