電気街の喫茶店(Maid Cafe on Electric Street)

2024-12-31

2024年12月にSteamでリリースのアドベンチャー。ブラック企業をやめた主人公は、かわいいメイドと出会い、メイド喫茶ふわふわの店長として働くことになった。オタクの街、大阪日本橋を舞台にした日常をゆったりと楽しめるアドベンチャー。

感想

評価： (2.5 / 5)

グラフィック面では、ドット絵がとても丁寧に作り込まれた作品です。

メイド喫茶を舞台に、日常を楽しめるアドベンチャーとショップページに書かれており、明るくふわふわした雰囲気を想像しプレイすることになると思います。

しかし、最初のパートは、主人公が前職のブラック企業で、上司にいびられたりするようなシーンから始まります。人によって印象は違うと思いますが、主人公がどんなふうにブラック企業で嫌な思いをしたかという事は、具体的に描かなくても良いと感じました。たぶん不快に感じる人もそれなりにいると思います。
そもそも、昭和じゃあるまいし・・・。ほんの一瞬そんな設定の説明があるだけで充分に感じました。

この作品は、ジャンルはアドベンチャーで、アドベンチャーと言えばビジュアルノベルが多いイメージで、とにかくテキストを読まなくても飛ばしながら選択肢だけ選んでいくようなプレイな可能なものが多く、価格もそれなりに高い印象ですが、この作品はそれらに比べれば低価格です。

それでいて、有名な声優さんがボイスを担当しており驚きました。
・シロ（CV.長谷川育美）・・・ボッチザロックの喜多ちゃん、ウマ娘のミホノブルボン、など
・ミユ（CV. 伊藤彩沙）・・・BanG Dream! の有咲、ウマ娘のヴィブロス、など
・ファフナ（CV. 鈴代紗弓）・・・ボッチザロックの虹夏、ウマ娘のサトノクラウン、など
・ほのか（CV. 石川由依）・・・ヴァイオレット・エヴァーガーデン、進撃の巨人のミカサ　など

内容的にはとても素晴らし作品ですが、システム面ではユーザーにストレスをあたえる部分があるようです。
まずは、起動時のロード時間の長さが２Ｄドット絵の作品なのにかなり時間がかかる印象で、コレクション要素等をコンプしたい人が何回も周回するにはスキップしないとテンポが悪いと感じる部分があります。

リリース後、アップデートも数回行われており、バグの修正なども行われているようです。

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