ビースト:フォルスプロフェット(BEAST: False Prophet)
2023年10月にSteamでアーリーアクセスとしてリリースのストラテジー。死んだと思われていた男は、10年間オスマン帝国の奴隷になっていた。男は戻った祖国カルパティアは、錯乱した王が君臨し、疫病と略奪者により荒れ果てていた。
感想
ダークファンタジーのストラテジーとして、何も考えず楽しみたい作品です。
歴史を絡めたストーリーではありますが、かといってつじつまが合わない部分も多く、歴史好きの方には、非常に不明確で悪い意味で気になる部分が多い作品だと思います。
明確に年代は記載されておりませんが、1700年前後の、バルカン半島近辺を舞台にしており、特に中心はルーマニアあたりのようです。
暗黒時代という言葉が使われて、いたので、中世の暗黒時代?紀元前の暗黒時代?なんで銃で戦ってるの?と疑問点だらけになりましたが、どうやら、バルカン半島がオスマントルコに支配された時代を、バルカン半島の暗黒時代と言うらしいです。
まぁ、ビーストの力で戦う事ができるので、ファンタジーですが、微妙に現実の設定を取り入れたりするとわかりにくく、歴史好きや詳しい人からすれば、非常に残念な作品に感じると思います。歴史的な内容を取り入れるなら、ある程度詳しく作品に組み込めば、この作品をきっかけに、東欧に興味を持つ人も増えると思いますが、この状態では、ドラキュラ伝説みたいな別の伝説といった程度に感じます。
ゲーム作品としては、グラフィックも綺麗で、ビジュアル的にこだわったクオリティの高い作品だと思いました。操作性とシステム部分は未完成に感じました。
一番がっかりした部分は、日本語に対応しており、翻訳も悪くはないですが、オープニングムービーが英語の音声のみで、日本語の字幕が無く、さらに英語の字幕も表示されませんでした。
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ストラテジー、サバイバル、MMOが好きなオタク老人。先は長いがゲーム歴100年を目指す!
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